パパが飲んだビールシリーズ99

 

Dos Equis (XX)

 

 


醸造:グアダルハラ(メキシコ)

 

アクセス:

ボクはスーパー「トレーダー・ジョーズ」で初めて目撃し、購入した。他でも見かけたことは何度かある。「コロナ」には及ばないが、「テカテ」には匹敵するくらいのポピュラリティはあるビールだと思う。

 

ボブ・クライン氏の評価

Dos Equis Clara – Lager Especial

“Mild, pleasant, and responsive; light rice taste appears to come from brewing ingredients rather than addition of adjuncts; flattened sharpness is well balanced; weakens after a bottle or two.  Appropriate with pasta in a garlicky seafood sauce.”  3.2

 

ひとこと:

メキシカンビールで何をお薦めしたらよいかと聞かれた場合、ボクは他人に無難に飲んでもらうこと、TPOを問わないことを前提にするなら「ドス・エキス」を最初に挙げるだろう。「トレーダー・ジョーズ」的発想かもしれないが、外れる確率が低いからだ。何度も繰り返す通り、メキシカンビールは何を飲んでも同じだと思う。「コロナ」だけはとりわけ薄い感じがするが、あとのビールにはそれほどの差があるとは思えない。勿論、他の方が薦めておられる「ボヘミア」は未だ飲んだことがないし、ボブ・クライン氏がメキシカンビールで最高点を付けておられる「カルタ・ブランカ」も未経験なので、ボクのお薦めはあくまでも現時点での限定的なものでしかない。ただ、「トレーダー・ジョーズ」が扱っているビールだから、高くはなく、味もそこそこの無難な銘柄であることは間違いないだろう。実は、この点においては「ソル」もいい勝負だと思うのだが、「ドス・エキス」のアドバンテージはラベルにあると思う。「XX」と大きく書かれたデザインだけ見ると、このビールはメキシカンだとはとても思えない。この「2つのX(ドス・エキス)」の由来がどこにあるのかは知らないが、見た感じでとてもオシャレだと思うのである。ちょっと古過ぎるネタかもしれないが、ボクたちが中学生だった頃、トヨタ自動車の「セリカ」シリーズに「XX(ダブルエックス)」というモデルがあった。その時の「XX」とロゴがとてもよく似ている。なんとなく、トヨタのラインナップにおけるセリカの位置付けと、メキシカンビールにおける「ドス・エキス」の位置付けというのも似ているような気がする。

 

ドス・エキスのウェブサイトはこちらから!

 

(2003年8月12日)