パパが飲んだビールシリーズ103
醸造:ローマ(イタリア)
アクセス:
昔は「フレッシュ・フィールズ」や「サットン・グルメ」でしか見たことがなかったが、最近は普通のスーパーでも見かけるほどに進出してきているように思う。
寸評:
“’Fresh up front and full at the throat; creamy head; steady flavor
remains with food; sharpness on the upper palate persists; retains its fizz
throughout; gentle malt taste, reminiscent of bread; mild but ever-present
thickness detracts somewhat; some muddiness at the end; quality with mass
appeal. Serve with shrimp and a
piquant cocktail sauce or herb-broiled chicken.” (Bob Klein, “The Beer Lover’s
Rating Guide”)
ひとこと:
アメリカにおいてイタリアンビールといえば、真っ先に名が出てくるのは「モレッティ」である。そして、「モレッティ」の次に出てくる名前は「ペローニ」で、その次がない。おそらくワシントン界隈で飲めるイタリアンビールはこの2銘柄しかない。どちらもラガーで、味としては日本で飲めるラガーから苦味を少しだけ取り除いた感じである。飲み心地は決して悪くなく、3本くらいまでは平気で行けてしまう。イタリアといえばトマトソースを使ったパスタだろう。飲み物は料理を引き立てる脇役に徹するべきで、その意味では薄め(緩め)のラガーが丁度良いのかもしれない。ただ、じゃあ「モレッティ」と「ペローニ」はどこがどう違うのかと聞かれると、全くわからない。全く同じ特徴を持ち、2本を同時に飲み比べてもどちらがどちらか区別ができないだろう。
(2003年8月23日)