パパが飲んだビールシリーズH
醸造:テネシー州メンフィス
アクセス:ワシントン界隈では、「トレイダー・ジョーズ」で入手可能。大きなリカーショップでも扱っているし、最近、お手軽スーパー「セイフウェイズ」でも発見した。但し、このビールは小瓶6本ケースではなく、独特なボトルに入った単品売りである。王冠もなくて、ネジ巻き式のキャップになっている。ボトルには取っ手が付いているので、持ち歩きが便利。
“Unusual
7" high amber bottle of MISSISSIPPI MUD FAMOUS SLOW-BREWED BLACK AND TAN
BEER. Resembles a "crock". Empty. Neat lid. One pint. Dated 1996 on
back. Produced by Mississippi Brewing Comp., Memphis, Tenn.” (e-bay)
ひとこと:何を隠そう、私をビールの世界に引きずり込んだビールである。「ミシシッピー」の響きに惹かれてパイント瓶を1本買って飲んでみたら、「バドワイザー」「クアーズ」とは全然違う濃厚な味わいで、地ビールっていいもんだなと感心したのだ。但し、王冠集めることを考えたら、王冠の存在しないこのビールは、その後足が遠のくのは当然のことだ。また、パイント瓶は自宅で晩酌というには少々デカイし、いくらボトルに取っ手が付いているとはいえ、屋外パーティーで立ち飲みするには大きいので不便で、どういう状況だとこれが飲めるのか、未だつかみ切れていない。冷蔵庫で冷やすにもボトルがちょっと大きすぎて、何本も同時に冷やすには奥様の了解がなかなか取れない。聞くところによると、「ミシシッピー・マッド」にはBlack & Tan(アンバーボックの一種らしい)だけでなくラガーもあるそうなのだが、こちらはメンフィスじゃなくニューヨーク州ユーティカで生産されているそうだ。ニューヨーク州で生産しておきながら「ミシシッピーの泥」とはちょっとどうかな。「ハドソン河の泥」とでも付けたらと考えたけど、マンハッタンの生活廃水できたなそうで、飲む気が起きない。
“This companion to the popular Mississippi Mud Black and Tan also
comes packaged in a one-pint glass jug designed to suggest it was bottled at a
backwoods, southern boot-legging operation. Now contract brewed by F. X. Matt in upstate New York, Mud
Lagar’s pronounced bitterness is cushioned by a rising, malty character that
aggressively accommodates the ongoing hop presence. The more defined malt-hop combo at the end is confirmation
that despite its playful packaging, Mississippi Mud is a legitimate beer.” (365
Bottles of Beer for the Year 2002)