パパが飲んだビールシリーズ88
醸造:ミズーリ州セントルイス
アクセス:
どこでも入手できます。そのアクセス可能度はバドワイザー並み。
飲めるビールの種類:
Michelob Amber Bock
Michelob HefeWeizen
Michelob Honey Lager
Michelob Black & Tan
ひとこと:
ミケロブは、バドワイザーのスーパープレミアムとして1896年に作られた。バドワイザーと同様に、ボヘミア地方の醸造の町にちなんで名付けられたものだ。このビールは、麦芽の使用率が高くてコクがあるが、それでも非常に軽い味のアメリカンスタイルに仕上がっている(マイケル・ジャクソン「世界のビール案内」より)。プレミアム感を出すため、量販狙いの「ラガー」と「ライト」はボトルのデザインも少し凝っている。ボクはそのスタイリッシュなボトルと王冠のデザイン、そしてバドワイザーを飲むときに感じる安っぽさを払拭できるスペシャル感があって、ミケロブは結構好きだ。あまりビールの薀蓄をたれずに、ビールには我が家に招いた客の喉を潤す役割に徹してもらうなら、ミケロブは最高の部類のビールだと思う。
しかも、比較的大量生産されている割に、実はスペシャリティ・ビールも4種類出している。主に24本パックで売られる「ラガー」「ライト」と違い、「アンバーボック」「ヘッフェヴァイツェン」「ハニーラガー」「ブラック&タン」は6本パックで販売され、ボトルの形もおとなしい。明らかに、前の2者よりもさらにスペシャル感を出す狙いだろう。最近は、ローカロリーの「ウルトラ」も発売して、健康に気を遣う消費者層の開拓を狙っている。
(2003年7月29日)