パパが飲んだビールシリーズ26
醸造:日本
アクセス:ワシントン界隈では、普通のスーパーマーケットで入手可能
第三者評価がどこにも書かれてないので、省略します。
ひとこと:
キリンのビールなので、今更日本語で日本の読者向けに紹介するのも変だが、一応当地でも飲めるのでリストに加えようと考えた。「一番搾り」の方がポピュラーで、「ジャイアント」「セーフウェイ」「ハリス・ティーター」「フレッシュ・フィールズ」「トータル・ワイン」、どこに行っても入手可能である。「ラガー」も、韓国食材店「韓亜龍(ハナレゥムと発音)」や日本食材店「浪花」であれば入手できる。これらは、明らかに日本人の駐在員を狙っている。最近、ぼくがもてはやしている「トレーダー・ジョーズ」には逆に置いていない。
日本人家庭で日本人以外の客をもてなすとしたら、「一番搾り」は無難な選択肢と言える。日本のビールの中では、サッポロの「黒生」に次いで評価が高いので、味的に不評をかうことはない。そして何よりも日本のビールだということで、それも話を盛り上げるネタになるかもしれない。こちらで日本食レストランといえば即寿司屋を指すのだが、寿司には合うビールだと思う。日本人の同僚と誘い合って日本的にガンガン飲むとしたらそれ即ち寿司をつまみながらということなのだが、その雰囲気にキリンやサッポロ、アサヒの大瓶はとてもマッチしているような気がする。明らかにビア・パブで飲むビールとは違う。多分、ビア・パブのビールの方が味が濃いのだが、あまり強いビールは、微妙な日本料理の味加減を殺してしまうように思えるのだ。
(2003年1月27日)