パパが飲んだビールシリーズG
醸造:ダンダーク(アイルランド)
アクセス:これはどこのスーパーマーケットでも、小さなリカーショップでもどこでもほぼ入手可能。ワシントン界隈のバーではたいていメニューに入っている。
“This light-bodied classic continues to beguile year in and year out with its balanced, moderate bitterness and lightly toasted malty aroma. Each swallow brings an upsurge in hop-bitterness that lingers at the back of the throat until the next sip. Low in alcohol (3.6%/vol.), Harp’s bright, golden liquid is dry and pleasantly fizzy on the tongue. This versatile beer accommodates any level of beer-drinking sophistication. All in all, an unpretentious lagar brewed to satisfy a range of tastes.” (365 Bottles of Beer for the Year 2002)
ひとこと:僕は、「ハープ」のことを、アメリカのバーにおける「アサヒ・スーパードライ」だと思っている。「バドワイザー」や「クアーズ」「ミラー」といったお決まりのビールを除けば、アメリカのバーで飲める「キリン・ラガー」的位置付けのビールはボストンで生産されている「サム・アダムス」だと思うが、「サム・アダムス」的な濃厚な色で少々苦味がきついビールと比べて、「ハープ」は色は少々薄めでアルコール度数は低く、さっぱりした味だ。まさに仕事帰りに立ち寄ったバーでジョッキ一杯ひっかけて、軽い酔いを楽しみながら家路につくのに丁度良いビールだと思う。或いは、仕事の後で仲間とソフトボールを楽しんだ後、バーに立ち寄り「反省会」を催すのにもってこいのビールだと思う。個人的には、自宅で飲むビールというよりは、やっぱりバーで飲むのに限る。このビール解説を根気よく読んでくれているあなた、アメリカ旅行で若者が集まるバーに入る機会があったら、「ハープ」とオーダーしてみよう!(但し、その前に「サム・アダムス」もとりあえず経験しておいてネ)そんなイメージのビールだ。因みに、「ハープ」はあの「ギネス・ビール」の1ブランドである。