パパが飲んだビールシリーズ46
醸造:ダブリン(アイルランド)
アクセス:
「ジャイアント」「セーフウェイ」あたりで簡単に入手できる。
寸評:
Guinness Stout
“This venerable, rich, dark-brown confection is a must for anyone’s
drinking pleasure, whether on draft or in a bottle. Mildly roasted, shaded with a wee bit o’ chocolate malt and
sublimely creamy-smooth, it is universally appreciated for its delightful
moderate bitterness and sweetish, roasted malt aroma. Always be sure to tell the bartender to pour the
creamy-white head so it rises “just proud of the rim.”” (365 Bottles of Beer
for the Year 2003)
ひとこと:
「ギネス」は、日本でも入手可能な黒ビールである。ぼくが日本に住んでいた頃、週末ママの実家を訪ねて義父とビールで晩酌というのが定番になっていた。義父はとてもお酒が好きで、特に美味しいお酒が好きだったので、ぼくがアメリカでビールを飲みあさっているのは、義父に鍛えられた部分が大きい。その義父が時々なさっていたのが、キリンの「一番搾り」とギネスの黒ビールを半々でブレンドして飲む「ハーフ&ハーフ」という飲み方であった。黒ビール(スタウト)特有の苦味がこれで薄められて、ぼくとしてはこれで黒ビールへの抵抗感が多少なりとも払拭された気がする。
アメリカに来て、ビール探求の必要にかられて、あまり好きでもないスタウトにも結構挑戦してみたが、「アンカー」や「ブルックリン」で挫けて、怖くてなかなか手が出ない。王冠収集のかなり初期の段階で「ギネス」の中瓶を1本買って飲んでみたが、今のところ、これを超えるスタウトにはお目にかかっていない。「ギネス」自体もそこそこ苦味があるビールだけれど、ちょっと甘味も感じられる。特に、ビールをコップに注いだ時に出るあの泡、結構甘い味がする。世の中のスタウトが全て「ギネス」のような味だったら、もう少し挑戦していたのではないかと思う。
(2003年2月18日)