パパが飲んだビールシリーズ34
醸造:バージニア州アレキサンドリア
アクセス:「フレッシュ・フィールズ」か「トータル・ワイン」でないと入手困難。
“Here’s an easy-drinking lightly fruited
and lightly hopped ale that aims to please. Its sprightly hop-spice character is a pleasure. A gentle, fizzy component spreads the
good cheer across the tongue as a soft, malty quality nicely cushions the
effervescent hoppiness of the copper-colored body. Ultimately, the growing malt aspect provides a good balance
to the ongoing mild bitterness.
Copperhead concludes with a charming, spice-inflected hoppiness.” (365
Bottles of Beer for the Year 2003)
ひとこと:
さて、ご当地バージニアビール第2弾、アレキサンドリア産の「フォーダム」の登場である。そもそも、マイクロ・ブルーのビアパブでジョッキで飲めるビールなので、瓶売り自体が非常にレアだ。ただ、ラベルのデザインはなかなか芸術的で、王冠もエンジ色で非常に特徴的である。この正真正銘の地ビール、ワシントン界隈では「フレッシュ・フィールズ」か「トータル・ワイン」でしか手に入らない。ただ、テイスティングするのであれば、是非アレキサンドリア市内にあるフォーダム醸造会社直営のマイクロ・ブルーを訪問して欲しい。住所は以下の通りだ。
Fordham Brewing Company
3701 Mt. Vernon Avenue,
Alexandria VA 22305-2408
(703) 549-3880, Fax: (703)
549-5305,
Brewer: Chris Buckley
味については、可もなく不可もなく、非常に手堅いエールだと思う。これを飲んでもあまり酔わないだろう。節度を持って飲むアメリカの首都の官僚やビジネスマンが、軽く一杯飲むにはなかなかのビールだろう。これがロンドンならシティの金融マンがひと相場当てて戦勝記念にビアパブで同僚と一杯やるってなところにはお似合いだ。飲んでいても仕事は若干気にかかる、ポジションを持っているから飲んでいても相場が気になる、そんな大人にはピッタリのエールだろう。あまり酔えるビールじゃない。軽さを感じさせるビールだと思う。
(2003年2月13日)