パパが飲んだビールシリーズ102

 

Carta Blanca

 

 


醸造:モンテレイ(メキシコ)

 

アクセス:

たいていのスーパーで見つけることができる。

 

寸評:

Carta Blanca Lager

“’Light but with significant body; flavorful without being obtrusive; good workman-like beer that still has style and creativity; can be sipped alone without embarrassment or loss of enjoyment; I get teased a lot about this, but Carta Blanca is one of my favorite everyday, drink-with-anything-or-nothing-at-all brews; taste for yourself.” (Bob Klein, “The Beer Lover’s Rating Guide”)

 

ひとこと:

かのビール評論家ボブ・クライン氏が他人にも薦めるほどの高い評価を与えているビールとは、こんなのを言うのかというのがよくわかる。メキシカンビールでありながら、「カルタ・ブランカ(赤札)」をそんじょそこらのフツーのメキシカンビールと思って飲むと大間違いである。喉を潤す清涼感よりも、本当にビールを飲んでいるという濃厚感がある。一気にグビグビというわけにはいかない。味わって飲んでもいいように思う。飲んだ後でクライン氏の評価を呼んで納得した次第である。

 

ある方から、メキシコの「ボヘミア」は美味しいわよと言われ、間もなく挑戦するつもりである。そのついでに買ったのが「カルタ・ブランカ」だったわけだが、この2本、ちょっとカテゴリーが異なるので、一概には比較ができないので要注意である。「ボヘミア」はメキシカンビールで一般的なピルゼンなのだが、「カルタ・ブランカ」はラガーである。これで「ボヘミア」を飲めば、メキシカンビールのメジャーブランドは殆ど制覇することになるが、どのビールがお薦めですかと聞かれれば、当然「カルタ・ブランカ」をトップに挙げることになるだろう。クライン氏の評価は、3.6だ。

 

(2003年8月23日)