パパが飲んだビールシリーズ44

 

Carolina Blonde

 

 


醸造:ノースカロライナ州ムーアズビル

 

アクセス:

最初は「サットン・グルメ」でしか見かけなかったが、最近勢力を拡大していて、「トータル・ワイン」や「フレッシュ・フィールズ」でも見かけるようになった。

 

ひとこと:

ワシントン界隈で入手できる唯一のノースカロライナ産ビールである。何となくネーミングに安っぽさを感じるが、実は最初にこのビールを見かけたのは高級グルメスーパー「サットン・グルメ」だった。ぼくは、日本の大半のビールと製法が似ているピルゼンには甘めの評価をする傾向にあるが、夏場のピルゼンは最高で、野外バーベキューや野外コンサートに出かけて行って2〜3本空けてもあまり酔わず、車を運転してもなんとか帰宅できる(違法じゃないか!)。南部のビールって高温多湿の気候風土の中で育まれてきたので特にこの傾向が強い。真夏の一番蒸し暑い時期に、「カロライナ・ブロンド」を野外で一杯ってのはなかなかいける。シルバーをベースにしたラベルに、灯台をあしらったイラストは、いかにも砂浜で一杯というのに向いていそうな感じで、おそらくメーカー側もそういったTPOでの売上促進を狙っているのではないかと思う。ぼくは「カロライナ・ブロンド」は、日本でいえばアサヒの「スーパードライ」的なビールだと思う。

 

2003年2月17日)

 

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