パパが飲んだビールシリーズ115
醸造:ホーチミンシティ(ベトナム)
アクセス:
確認したわけではないが、意外といろいろなスーパーに置いてあるような気がする。
ワシントン界隈で飲めたビール:
“Light,
with a pleasant mild bitterness; uncomplex,; has barely distinguishable grains
in it; bitter aftertaste; pale wheat color adds to the impression of weakness;
finishies quite dry; a light summer drink for hot, humid weather. Try it with lake trout or other mild
fish dishes.” (Bob Klein, “The Beer Lover’s Rating Guide”)
ひとこと:
「33」を「Thirty-three」と読む人、甘い甘い。このベトナムビール、発音を聞くと「ブワァブワァ」と言っているように聞こえる。かのビール評論家ボブ・クライン氏は、このようなアルファベット順で掲載しにくいビールをどこに掲載しているかというと、「T」のところに入れていた。彼の知識の浅はかさを垣間見るような気がした。だって、ベトナムビールなんだから、高温多湿の気候条件下で飲むのに適しているのは当たり前ではないか。
なぜこんなベトナムビールがワシントンで入手可能なのかというと、アメリカにはベトナム移民が多いのだ。ワシントン界隈には、そこらじゅうにベトナムラーメン「フォー」のファーストフード店がある。家族連れでたまに行ったこともあったが、我が家の近所にあった「Vietnam 75」というお店がつぶれてから2年近くフォーを食べてなかった。家族が先に帰国し、1人になったこともあり、最近またフォーのお世話になるようになった。普段はアイスティーか水を飲みながらフォーを食べて、締めは独特のアイスコーヒーとなるところなのだが、こういうレストランでは当然ながら「33」がとても合うのではないかと思う。「33」は「サンミゲル」よりも当地ではメジャーなビールだ。日本のアサヒ、キリン、サッポロは別格としても、ワシントン辺りではタイの「シンハー」並みによく見かける。
(2003年9月16日)