理想の酒を求めて(日本編) (7)
醸造地:群馬県館林市
飲める商品:ホワイトヴァイツェン、ブラウンヴァイツェン、水芭蕉ヴァイツェン(片品村限定)
ひとこと:
オゼノユキドケ(尾瀬の雪解け)は、群馬県館林市にある龍神酒造で製造されている地ビールである。尾瀬といえばどちらかというと栃木県だろうと思うのに、群馬の地ビールと言われているのは、館林市が栃木・日光などの玄関口である佐野に隣接しているからであろう。ホワイトヴァイツェンはベルギー系の白ビールでアメリカでよく見かけたヘッフェヴァイツェンと似ているが、ヘッフェヴァイツェンやベルギーのヒューガルデンほどは白くないし濁ってもいない。ブラウンヴァイツェンはヴァイツェンビールの本場ドイツを意識したもので、香ばしい香りが特徴的である。
その他には、群馬県片品村限定の地ビール「水芭蕉ヴァイツェン」というのもあるらしい。
(2005年7月10日)